2019年08月28日

『番外編』ノラ猫ポチの物作り_御神輿修理編

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数日前に上げていた、黙々黙々組み上げた紐を使って入れ替えてフサフサ房を作ったら・・・
神輿の鏡が復活じゃ\(ФωФ)/

そんなこんなでポチ助のとっても便利な猫の手に、新たに増えた芸当の自分で直せるお神輿の修正記録をちょろっとUP(・ω・)ノ



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びふぉあー(TωT)


もう紐が黄色く黄ばんでて埃ですすけているだとか、房がボロボロとかすらも全然まだまだ序の口で。
なんでかこの紐よく見ると、1本はちゃんと組紐なのだけどもう一本はちょい細い市販レベルの代物で。
写真向て下側の鏡の上の紐なんて、細いナイロン紐側が既にちぎれる寸前で。

擦り切れながらもギリギリで、切れ残ってるより紐の1本だけで繋がっているって状態だったから。
渡御の最中衝撃でいつぶっち切れても不思議でもなんでもないって言うくらい、ここ数年は本当に毎度ヒヤヒヤしてたのだ。



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あふたー\(・ω・)/

で、こんだけ綺麗になったのだ!



ずーーーーっと直したいなぁと思っていたけどなかなかに、作成の手順のイメージがバチッといまいちハマらずで手つかず状態だったけど。
鮫洲の動画をUPした流れでふわっと偶然に、関連動画をふと見つけ2本流れで見ていたら。
作業工程イメージが、房の部分も含めつつ急にストンと落ちてきて(見たんは紐だけなのだけど)。

試しも含めてちょこちょこと、イメージ具現化してみたら予測通りにできたのだ(ФωФ+)


【以下、作成手順】

まず、組紐部分を作るためまずは原理の確認で、ボール紙で簡易での紐組む型枠作成し手持ちの麻紐チャッと編み。
手順としては出来るけど、ボール紙では強度とか紐の固定が弱くって、途中で目だとか太さとか乱れがちなの確認し。

程よいサイズのザル使い、ラップを掛けて真ん中にこれまたラップにくるんでる、コルクを真っ直ぐ設置して。
シルバーの型取り用で普通にストック持っていた、シリコーンゴムの型取りの溶液と凝固剤とを混ぜ込んで一晩置いたの削り込み作った道具がこんなんで。

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で、使用素材がこんなんで(今回はレース糸 白の細糸#40番 ほぼほぼひと巻108円)

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(130cm+房を作り終えたらば、こんな残量だったのだ)



必要な長さ(=作りたい長さ×2+フサや結びの部分の長さ)に切り分けて扱いやすいようにして、こんな感じにひっかけて

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ひたすら黙々していたら、こんな感じで紐ができ。

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(上の房が試ので、余った糸をそのままに縛ったものが下のやつ)




後は鏡に通したら、同じ糸を使用して房を取付け完成じゃ(・ω・)ノ

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(鏡も凹んでおったから、シルバークレイの修正のプラハン使って後ろから、工業時代の手のカンで叩きだしまでしたったわい)



最初に作りだす前は、紐組むだけで2〜3日かかるかなぁって思ったが。
作った道具のサイズやらホールド感やらなんやらと、ポチ助の手の平サイズに最適に自分で作っておるもんで。
持ち替えしないで左手で、組んでる紐を引きながら安定作業をできるので。

途中食事や休憩や他の作業も挟みつつ、夕方くらいのところから欲しい紐幅作るのの糸幅実験したりとか、準備部分を含めても日付がかわるちょい前に紐が完成してたのだ(・ω・+)


市販の紐でそれっぽい物を作れそうじゃん?て言われたけれどもコレならば、先端部分のホツレとか接着剤やアロンでのごまかしなんかも要らないし。
なによりそういう誤魔化しの接着使っていないから、衝撃だとか雨だとか色々と環境過酷な神輿でも経年劣化もしにくいし。

(元の房が不自然にやたら開いてしまうのは、切りっぱなしの元紐を糸で縛ったお団子が、房の頭のその下にはみ出し崩れておったから)


糸も市販のナイロンの強度の弱いのとかじゃなく、合わせ糸での作りなら多少の事では切れないし。

特に古いの(うちのは昭和一桁)なんかだと特注品なお神輿は、そもそも規格がないけども。
自分で作ってしまえれば、何よりサイズがぴったりじゃ(・ω・+)


自分で直してわかったが、コレ材料費は大したことはないけども。
商売でやってるプロに依頼してちゃんと修理に出したらば、そらぁ時間がかかるから費用高いの当然だ。

元々は長い紐(先端は切りっぱなしのボサボサ)を真ん中で、あんま綺麗に整わぬ蝶々結びにしたりして下げる造りであったけど。
今回完全カスタムで自分で作ったやつだから、余計な結びはナシにして。
うちの神輿に最適な長さの通しにしちゃったわい(ФωФ)


これで欲しいサイズの色糸があったら色・幅・長さとか、枠に収まるサイズならなんでも自分で作れるし。
お神輿の道具修正だけじゃなく、組紐作り放題じゃ(ФωФ)



神輿の会合あったから、素材と組紐見せたらば皆に「スゲー」と言われたが
お母ちゃんは謙遜か皮肉かなんかか知らんけど、皆に凄いと言われても『暇人なのよ』と言っていて。

んじゃぁ誰でも暇ならば、同じに作れますかねてちょっとモヤッとムッとしたそんなこんなもあったけど。

自分で言っちゃぁなんだけど、皆が暇っていいながら酒で記憶をなくしたり、ゲームやテレビを見ていたり。

そういう時間でポチ助は、ちょっとヒントがあったらば過去の知識や技術とか覚えているのと組み合わせ、新たに作れるモノだとか直せるモノとか増えてくの。
同じくらいの年齢で神輿に関わる環境で育った仲間のその中で、気付けば大人も置き去ってなんでか突出しておるし。
(え?そんなの一度やったらわかるじゃん。とか言うと「お前以外はデキネーよ(怒)」とかやたらと周りに言われるの、最早定番なんだよな)

持って生まれた観察と好奇心での特質と、色んなとこから要点を見つけるセンスの賜物じゃい(°ω°)



ちなみに、今回初っ端のヒントになった動画っす↓


下町に息づく伝統の技 江戸組紐2/3 https://youtu.be/TL3Hex9q7Oc


コレをイヤホン繋がずに2回再生かけながら、動作を観察していたら安定的な作成のイメージするんと出てきたし。
きっとカンとか良かったら、上の写真とこれだけでたぶん作れるはずなのだ(°ω°)

ラベル:ポチの工作 神輿
posted by ノラ猫ポチ at 13:03| 神輿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする